「ようやく、自分の家を持つことができた」
そんな気持ちになった。
もちろん、本物の家ではない。
インターネットの中に作った、小さなブログの話である。
― noteとの出会い ―
今年、私は人生で初めて本格的に文章を書き始めた。
30年近くに及ぶ海外生活 。しかも4か国を渡り歩いた(彷徨った?😅)
「このまま終わらせるには、もったいない。自分としてのナニカを発信したい!」
日々募っていく、そんな思いから、まず選んだ場所がnoteだった。
これは思ったより気軽に始められ、読んでもらえることも嬉しかった。
― Substackにも挑戦 ―
もう少し本格的に続けたい。そう思い、Substackにも挑戦した。
海外に住んでいる私には、むしろこちらの方が使いやすいのではないか?
そんな期待もあった。
ところが、いざ始めてみると、収益化や決済問題など、海外在住者ならではの壁が次々と噴き出してきたのである😭
「ここで記事を育て続けていても、自分のイメージどおりには進めないことは明白」だということは、火を見るよりも明らかだった。
― 借りモノの土地 ―
そして、私はふと思った。
noteもSubstackも、確かに、画期的で便利なサービスだよな。ただし、居住国など条件を満たす人にとっては。
さらに言うと、それは、大家さん名義の、よそ様の土地に建てられた、集合住宅での仮住まいのようなものではないだろうか?
大家さんの気持ち(サーバー上の運用ルールなど)が変われば、自分ではどうすることもできない。
収益化の仕組みも、自分では決められず、せっかく積み立てた自分の資産(=記事)は、露と消える。
だからといって、私は決して、noteやSubstackを全否定しているわけでは、断じてありませんよ。
私だって、諸々条件さえ満たせば、そのまま余計な労力や工数を費やすことなく、連載を続けたかった!
ただ、私はこれから先、10年、20年と記事を書き続けていきたいのだ。
そう考えたとき、「やっぱり、”自分の土地と戸建て一軒家”のワンセットがほしい」心からそこから、そう思った。
― WordPressとの格闘 ―
プロローグ第1話でも語ったが、人生は甘くない。そこからが長かった・・・
思い立ったが吉日、「ならば、WordPress導入からでしょ!」
そう決めたものの、最初の一歩から、早速つまづいた 🙃
まずはレンタルサーバー選びである。
最初は日本でも圧倒的なシェアを誇る、X serverを考えていたが、登録手続きの段階で、海外住所は登録不可であると分かり、調べまくってHostingerへ変更。
「サーバーなんて、どこも同じでしょ」そう思い込んでいた、ITオンチのオバチャンには、最初の壁。
それでも、「これから何年も付き合う家の土地だ」と考えれば、ここは踏ん張りどころ。やっとの思いで自分の土地(サーバー)を入手。
そして次。ようやくサーバーを決めたと思えば、今度はWordPressの初期操作の複雑さよ ( ノД`)シクシク…
唯一の救いは、ジャンルはすでに決まりきっていたことだったが、
テーマ、カテゴリー、SEO、Google Search Console、サイトマップ、バックアップ えとせとら。
思うように表示されない画面。chat GPTに聞きまくっても、回答バージョンが古かったり。
設定を変えれば別の場所がおかしくなり、ブチ切れてchat GPTに八つ当たり 😅
「今日は記事を書けるところまで進みたいのに!!」
平日は会社の仕事で七転八倒、土曜日は家事や、日本の実家との Viberオンラインコールで家族団らん。
貴重な日曜日しか時間が使えないのに、記事書きどころか、管理画面やCanvaなどのツールと格闘に、2週連続追われていた。
記事ひとつ書き始めるために、こんなに”家づくり”に時間がかかるとは思ってもいなかったのである。
それでも、素人くさくも、何とかかんとか出来上がった自分のオリジナル「新居」へアクセスするたびに思う。
「やってみて、よかった」と。
借地のテントや集合住宅ではなく、自分の土地に戸建てを建てる。
時間はかかったけれど、この遠回りは、きっと必要な時間だったのだと思う。そしてこれからも、そうでありたい。

